インプラント治療の中でも近年注目されている「抜歯即時埋入法」
従来のインプラント治療法と比べて、治療期間の短縮や身体的負担の軽減が期待できる方法として、多くの患者さまに選ばれるようになってきています。
しかし一方で、すべての症例に適応できるわけではなく、注意すべき点も存在します。
このページでは、抜歯即時埋入法の特徴からメリット・デメリットまでを詳しく解説します。
抜歯即時埋入法とは?
抜歯即時埋入法とは、虫歯や歯周病などで保存が難しくなり、抜かざるを得なくなった歯を、抜歯したその日のうちに、抜歯箇所にインプラント本体を埋め込む治療方法です。
通常のインプラント治療では、抜歯後、歯ぐきや骨の回復を数ヶ月待ってインプラントを埋入しますが、この方法ではその待つ時間、いわゆる治癒期間を省略することができます。
適切な条件が整っていれば、治療の効率化が図れるインプラントの治療方法です。
通常埋入法との違い
従来のインプラント治療では、「抜歯→治癒期間→埋入→さらなる治癒期間」という段階を踏みます。
そのため、治療完了まで半年くらい、長い方では1年かかることも珍しくありません。
一方、抜歯即時埋入法では、抜歯と同時にインプラント本体の埋入を行うため、手術回数が減り、全体の治療期間を短縮することが可能です。
また、歯ぐきや骨の形態を保ちやすいという点でも大きな違いがあります。
メリット1:治療期間の短縮
抜歯即時埋入法の最大のメリットは、治療期間を大幅に短縮できる点です。
通常であれば数ヶ月待つ必要がある工程を省略できるため、早期に噛める状態を回復したい方にとっては非常に魅力的です。
仕事や日常生活への影響を最小限に抑えたい方にも適しています。
メリット2:手術回数が減る
インプラント手術の回数が少なくなることは、患者さまの身体的、そして精神的な負担軽減につながります。
口腔外科の手術処置は、どうしても不安やストレスを伴うものですが、回数が減ることで精神的な負担が軽くなります。
また、通院回数も減る傾向があるため、忙しい方にとてもメリットの大きい治療法です。
メリット3:審美性を維持できる
歯を抜いた後は、顎の骨や歯ぐきが時間とともに痩せていきます。
抜歯即時埋入法ではその変化が起こる前にインプラントを埋入するため、骨の吸収を抑えやすく、歯ぐきの形態も維持しやすいとされています。
特に前歯など見た目が重要な部位では、大きなメリットとなります。
デメリット1:適応できる症例が限られる
抜歯即時埋入法はすべての患者さまに適応できるわけではありません。
例えば、強い感染がある場合や骨の量・質が不足している場合には、成功率を下げるリスクが生じるために、抜歯即時埋入法での治療が難しくなります。
また、全身の状態や生活習慣も影響するため、インプラント治療前の精密な検査と正確な診断が不可欠です。
デメリット2:感染リスクが増す
抜歯と同時にインプラントを埋入するため、その分、手術時のリスク要因が増すと考える必要があります。
特に、感染や出血のリスクが高まりますので、慎重な手術中、術後の管理が必要です。
デメリット3:歯科医師の高度な技術と治療経験が必要
抜歯直後のデリケートな状態で正確にインプラントを埋入するには、確かな技術と経験豊富な治療実績が求められます。
埋入位置や角度がわずかにずれるだけでも、見た目や機能に影響を及ぼす可能性があります。
そのため、信頼できるインプラントクリニック、歯科医院選びが重要になります。
大阪梅田エリアには、多くのインプラントクリニックがありますので、歯科医院選びに迷われる方もいらっしゃるかもしれませんが、まずは最初のカウンセリングで、必要十分な検査を行い、その検査結果を解かりやすく、納得できる説明をしてくれる歯科医師であるかを見ましょう。
そして、このドクターなら信頼できるという歯科医師に担当してもらい、インプラント手術を行ってもらいましょう。
【参考】
大阪梅田の歯科医院を選ぶ5つのポイント(失敗しないための選び方)
まとめ
抜歯即時埋入法は、治療期間の短縮や負担軽減、審美性の維持といった多くのメリットを持つ治療法です。
一方で、適応条件が限られることやインプラント手術を担当する歯科医師の技術が求められる点には注意が必要です。
インプラント治療は長期的な視点で考えることが重要であり、自分の口腔状態に合った方法を選択することが大切です。
治療を検討される際は、必要十分な術前カウンセリングを受け、メリット・デメリットを理解したうえで、納得して治療へ進めるようにしましょう。
信頼できる歯科医師とともに、最適な治療計画を立てることが、今後の人生の成功への第一歩です。
日本インプラント大阪梅田クリニック
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梅田清和ビル5階

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